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医療介護業界で離職中の潜在資格者に向けた再就職支援プログラムをスタート

2018年9月27日 プレスリリース
医療介護業界で離職中の潜在資格者に向けた再就職支援プログラムを『コメディカルドットコムセミナー』にてスタート、少子高齢化により加速する人材不足問題の新たな解決策としての提案 セカンドラボ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:巻幡 和徳)は、医療職・介護職向けのセミナー情報サイト『コメディカルドットコムセミナー』(https://seminar.co-medical.com/)を2017年12月にオープンし、医療介護業界の潜在資格者(介護福祉士などの資格を有しながら医療介護業界に就業していない人)に向けた復職支援プログラムを発信している。 全国7,000以上の法人が利用する医療介護業界に特化した求人サイト『コメディカルドットコム』の姉妹サイトとしてオープンした『コメディカルドットコムセミナー』は、出産や育児、親の介護などさまざまな理由から職場を離れた潜在看護師や潜在介護士、潜在保育士等の復職支援と、企業側が実施する職場体験をサポートすることで、業界の就業者数の底上げを目指している。2018年8月には全国で30程度の事業所が参加しており、今後は看護師や保育士へ対象を拡大していく。 ▼復職支援・職場体験のセミナー情報 https://seminar.co-medical.com/hp/1/ 超高齢社会に突入し、労働人口の減少が懸念される中、2040年度までに医療介護福祉の領域で必要とされる就業者数は1065万人、2018年度時点の859万人より実に2割以上も多くの担い手が必要となると予測される。現状で労働力不足が顕在化している介護業界においては、団塊の世代が後期高齢者となる2025年までに、最低でもさらに約40 万人の介護人材が必要となると推計されており、人材の確保は喫緊の課題である。(※) 今後長期的に業界の就業者数を増やすために、介護士と看護師でそれぞれ約80万人、保育士で約85万人とされている潜在資格者を掘り起こすことは、外国人労働者の活用や働き方改革の推進と並び、少子高齢化に伴う人材不足問題に対する一つの鍵であるといえる。 セカンドラボでは、医療介護業界の人材不足の解消の一助となるべく、潜在資格者に復職支援プログラムを発信し続け、医療介護福祉の領域での復職支援のインフラ整備を目指し、さらに事業を推進していく。 ※厚生労働省調べ 復職支援とは 医療介護業界では、現場に復帰する為の訓練支援と位置付けている。実際に看護師向けの復職支援としては、主に病院で1週間程度、現場での体験を行うプログラムを行っている。介護業界ではまだ「復職支援」という言葉が周知されておらず、今後プログラムを導入する事業所を増やし、現場サイドから普及が進んでいくことが期待される。